クリアファイルの専門サイト | クリアファイルEXPRESS 運営企業 株式会社ジャストコーポレーション
「整理していたら大量の使い古したクリアファイルが出てきた……」
「会社のロゴが入っているけれど、そのまま捨てて大丈夫？」
自宅やオフィスの整理中に、意外と処分に困るのがクリアファイルです。薄くて軽いものですが、素材がプラスチックであるため「燃えるゴミ」なのか「資源ゴミ」なのか迷う方も多いのではないでしょうか。
実は、クリアファイルの捨て方は「自治体の最新ルール」と「捨てる量（個人か事業か）」によって正解が異なります。
この記事では、クリアファイルの正しい分別方法から、大量処分のコツ、機密情報の処理方法、さらには「捨てるのはもったいない」という方のための寄付先までを網羅して解説します。
まず結論からお伝えすると、クリアファイルの捨て方に「全国共通の正解」はありません。住んでいる地域や、捨てるシチュエーションによって以下の2点を確認する必要があります。
これまで多くの自治体では、クリアファイルのような「プラマークがないプラスチック製品」は「可燃ゴミ（燃やすゴミ）」として扱われてきました。
しかし、2022年4月に施行された「プラスチック資源循環促進法」により、「資源プラスチック（製品プラスチック）」としてリサイクル回収を始める自治体が急増しています。
このように、自治体によってルールが違うため、必ず自治体のパンフレットやWebサイトで「硬質プラスチック」「製品プラスチック」の項目を確認しましょう。
捨てる場所が「家庭」か「会社（オフィス）」かによって、法律上の扱いが全く異なります。
| 排出元 | 扱い | 処分の基本 |
|---|---|---|
| 家庭 | 一般廃棄物 | 自治体のルール（可燃/不燃/資源）に従う |
| 会社・事業所 | 産業廃棄物 | 産廃業者へ委託（※廃プラスチック類） |
会社から出るクリアファイルを家庭ゴミの集積所に出すことは不法投棄となる恐れがあるため、厳重な注意が必要です。
ここでは、具体的なシチュエーション別に最適な処分フローを解説します。
家庭で少量のクリアファイルを捨てる場合は、自治体の指定に従います。
企業や店舗から排出されるクリアファイルは、原則として「産業廃棄物（廃プラスチック類）」となります。
「見積書が挟まったままだった」「社外秘のシールが貼ってある」といった場合、そのまま捨てるのは情報漏洩のリスクがあります。
【重要】一般的なシュレッダーにかけるのはNGです！
多くのオフィス用シュレッダーは「紙専用」です。PP（ポリプロピレン）素材のクリアファイルを投入すると、刃に絡まり故障や紙詰まりの原因になります。「CD/DVD対応」の機種であっても、薄いフィルム状のものは隙間に入り込みやすいため推奨されません。
▼ 正しい処理方法
「まだ綺麗で使えるのに捨てるのは心が痛む……」
「大量の在庫を処分したいが、環境のためにリユースしたい」
そんな場合は、発展途上国の子供たちや支援団体への「寄付」がおすすめです。送料は自己負担となるケースが多いですが、社会貢献につながります。
以下は、クリアファイルの寄付を受け付けている代表的な団体です。（※2025年時点の情報です。送付前に必ず各公式サイトで最新条件をご確認ください）
| 団体名 | 特徴・条件 |
|---|---|
| KIFUcoco | 事前連絡不要。クリアファイル以外の文具も同梱可。送料は元払い（自己負担）。 |
| NPO法人ワールドギフト | 途上国への物資支援。集荷依頼が必要（有料）。段ボールサイズに応じた寄付金が必要となる場合あり。 |
| NPO法人もったいないジャパン | 食品や日用品とともに寄付が可能。送料は元払い。 |
| エコトレーディング | 事前連絡不要で宅配便で送るだけ。未使用品推奨。 |
★寄付する際のマナー
キャラクターもの、アイドルグッズ、限定デザインのクリアファイルは、「資源」ではなく「商品」としての価値があります。
また、無地のクリアファイルでも「100枚セット」などで安価に出品すれば、ハンドメイド作家や学生などが購入してくれる可能性があります。
トラブルや環境負荷を避けるため、捨てる直前に以下の3点をチェックリストとして活用してください。
最も多いミスが「重要書類の挟みっぱなし」です。透明なファイルでも、重なっていると意外と気づきません。
また、リサイクルに出す場合は、紙製のシールや付箋、金属製のクリップなどは「異物」となるため、必ず取り除きましょう。
一般的なクリアファイルは「PP（ポリプロピレン）」ですが、中には以下の素材が混ざっていることがあります。
前述の通り、会社で出たゴミを社員が持ち帰って家庭ゴミとして捨てたり、事業用ゴミ袋を使わずに家庭用集積所に出したりすることは法律違反です。
「たかがクリアファイル数枚」と思わず、コンプライアンスを遵守した処分を徹底しましょう。
クリアファイルの処分について解説してきましたが、これを機に「次回のファイル選び」を見直してみるのはいかがでしょうか。
最近では、SDGsの観点から「捨てやすさ」と「環境配慮」を両立したファイルが登場しています。
処分に悩む手間を減らし、企業のイメージアップにもつながる「エコなファイル」への切り替えも、賢い選択肢の一つです。
クリアファイルの捨て方は、「自治体のルール確認」と「中身のチェック」が基本です。
たまってしまったクリアファイルを正しく手放し、デスクも気分もスッキリさせましょう！
A. シール部分をドライヤーで温めると粘着剤が柔らかくなり、剥がしやすくなります。それでも残ったベタつきは、ガムテープでペタペタと取るか、消しゴムでこすると綺麗に落ちます。
A. 自治体により異なりますが、多くの場合は「プラマーク」があれば色付きでも資源として回収可能です。ただし、汚れがひどいものや、箔押しなどの特殊加工があるものは可燃ゴミとなる場合があります。
A. 基本的には出せません。スーパーの回収ボックスは「食品トレー」「ペットボトル」「牛乳パック」など特定の品目に限定されていることがほとんどです。クリアファイル対象のボックスがない限り、持ち込まないようにしましょう。
